これまでの大学院 生命理工学研究科から科学技術創成研究院 細胞制御工学研究ユニット へ移ったのである。ただし、生命理工から離れたわけではなく教育は生命理工学院担当のままだ。
大学改革は大きく
教育改革と
研究改革に分かれ、前者では学部と大学院が統一・再編されて「学院」が創設、後者では研究所が全て「科学技術創成研究院」に組み込まれたのに加えて、最先端研究を小規模のチームで推進する「研究ユニット」が設置された。
この研究ユニットの一つが大隅良典栄誉教授をユニットリーダーとする細胞制御工学研究ユニットであり、そこに移ったということだ。
既に先月このユニットの設立シンポジウムが開催された。
このポスターはユニットの木村研ポスドクの佐藤さんが写真撮影も含めて作ってくれたもので、このブログネタにぴったりである
。写真に登場する小道具のうち右から2番目の「細胞」以外の3つの「タンパク質」を提供した。左から、GroEL、ユビキチン、一番右がGFPだ。GFPについてはまだ紹介していないが最近講義用に大学予算で作ってもらったもの。なお、右から2番目の透明の筒に赤い毛糸玉が見える「細胞」は佐藤さんが作った凝ったもので、核、小胞体、ゴルジ体などが毛糸やパスタで表現された秀逸な作品である。