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研究概要

未開拓のタンパク質の世界を切り拓きます。
シャペロン、非典型的な翻訳動態、タンパク質凝集体(プリオンやアミロイドも)などを研究しています。

キーワード

タンパク質 シャペロン
翻訳 プリオン

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新着情報

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  • 2024.09.30 幸保明直、池田刀麻が学振特別研究員に採択(幸保DC2、池田DC1)
  • 2024.09.21 高校生インターンシップを開催しました。
  • 2024.07.29 PUREシステムに関する総説を J Mol Biol 誌に発表しました。
  • 2024.07.02 池田刀麻が第21回国際生物物理会議にて学生ポスター賞を受賞
  • 2024.05.27 幸保明直らの成果が J Biol Chem 誌に掲載されました。
  • 2024.04.26 茶谷悠平らの成果が Nucleic Acids Research 誌に掲載されました。
  • 2024.04.02 修士課程2名がラボに加わりました
  • 2024.04.01 坂本素代香が卒研発表で最優秀賞を受賞
  • 2024.03.05 坂本素代香、金澤篤宏が令和5年度の高宮賞を受賞
  • 2024.01.16 茶谷悠平らの成果が Cell Reports 誌に掲載されました。
  • 2024.01.11 伊藤隼人らの成果がScientific Reports誌に掲載されました。
  • 2023.12.21 伊藤隼人が第46回日本分子生物学会にてサイエンスピッチ優秀発表賞を受賞。
  • 2023.11.10 学部3年生(野口文睦、花市龍世、吉田孝太郎)がラボに仮配属となりました。
  • 2023.11.07 伊藤隼人が学術変革(A)領域会議にて学生ポスター賞(最優秀賞)を受賞
  • 2023.10.13 伊藤隼人が学振特別研究員DC2に採択
  • 2023.08.07 Yajie Chengらの成果が J Biol Chem 誌に掲載されました。
  • 2023.08.02 三輪つくみの成果がPNAS誌に掲載されました。
  • 2023.07.19 疾患関連の非典型的な翻訳(RAN翻訳)に関する共同研究の論文を発表しました。
  • 2023.07.11 池田刀麻が修士論文中間発表会でポスター賞を受賞
  • 2023.07.10 池田刀麻が第23回日本蛋白質科学会でポスター賞を受賞
  • 2023.07.04 特任准教授と研究支援員がラボに加わりました
  • 2023.04.01 修士課程2名と特任講師がラボに加わりました
  • 2023.03.31 茶谷悠平特任助教が岡山大准教授として転出
  • 2023.03.25 蓮見眞由香が卒研発表で最優秀賞を受賞
  • 2023.03.16 シャペロニンGroELの基質タンパク質予測ツールに関する論文を発表しました。
  • 2023.02.19 山川絢子が大隅ジャーナル賞を受賞しました(NAR誌論文が対象)
  • 2023.02.10 シャペロニンGroELに関する総説を発表しました
  • 2023.02.08 山川絢子、丹羽達也、茶谷悠平らの成果がNucleic Acids Research誌に掲載されました
  • 2023.02.07 翻訳制御(翻訳アレストやリボソーム不安定化)に関する総説論文を発表しました
  • 2023.01.23 伊藤遥介、茶谷悠平らの成果がNature Communicationsに掲載されました
  • 2023.01.08 小野寺悠らの成果がMolecular Microbiologyに掲載されました
  • 2022.11.21 学部3年生(金澤篤宏、坂本素代香、新藤英俊)がラボに仮配属となりました。
  • 2022.04.05 修士1年二人とポスドク二人が加わりました。
  • 2022.03.01 酵母プリオンのシャペロンによる脱凝集観察がNat Chem Biolに掲載されました(理研田中元雅ラボとの共同研究)。
  • 2021.11.28 田口研ポスドク、研究支援員募集
  • 2021.11.17 茶谷悠平らの成果がEMBO Journalに掲載されました
  • 2021.10.19 石郷岡美咲、蓮見眞由香(学部3年生)がラボに仮配属となりました。
  • 2021.08.21 小野寺悠が第17回21世紀大腸菌研究会にて口頭発表賞を受賞
  • 2021.08.18 池田刀麻(学部3年生)がラボに配属しました
  • 2021.07.01 野島達也が特任助教に昇進しました
  • 2021.05.15 研究室の紹介動画をアップしました。
  • 2021.05.13 目で見るRFP変性・フォールディングの動画をアップしました
  • 2021.04.27 ウェブサイトをリニューアルしました。
  • 2021.04.10 三輪つくみの論文がCurrent Geneticsに掲載されました
  • 2021.03.29 寺内遥香が令和2年度の高宮賞を受賞
  • 2021.03.16 高橋萌が卒研発表で優秀発表賞を受賞
  • 2021.01.24 科研費学術変革 (A)「マルチファセット・プロテインズ」発足
  • 2020.12.19 M1の三人(伊藤 隼人・小野寺 悠・若林 将夢)が中間発表にてポスター賞を受賞
  • 2020.10.25 丹羽助教が Protein Science Best Paper awardを受賞
  • 2020.08.13 三輪つくみが日本蛋白質科学会若手奨励賞を受賞
  • 2021.05.15
  • 研究室紹介動画をアップ
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  • 2024.09.30
  • 幸保明直、池田刀麻が学振特別研究員に採択(幸保DC2、池田DC1)
  • 幸保明直(D1)と池田刀麻(M2)が学振特別研究員に採択されました。幸保はDC2、この10月より博士課程に進学する池田はDC1です。 テーマは以下の通りです。 幸保明直:新生ポリペプチド鎖による翻訳アレスト発生メカニズムの体系的理解 池田刀麻:シーソータンパク質:立体構造を切り替えるタンパク質の設計と制御機構の解明
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  • 2024.10.06
  • マルチファセット国際会議でのポスター賞賞品は?
  •  今年度が科研費学術変革領域 (A)「マルチファセット・プロテインズ」の最終年度ということで当初より予定していた国際会議を先月(2024年9月)開催した。会場の収容人数が限られていたこともあり、広く周知せずに基本はクローズドな会となったが、ポスターを見てもらうとわかるように国内外からたいへん豪華なゲストに参加いただいた。会場は福岡の「ルイガンズ」という海の中道にあるリゾートホテルで、以下の集合写真を見てもらうとわかるようにリラックスした中で密度の濃い会議を催すことができてたいへん満足している。会の詳細はいずれ領域ニュースレターにレポートが載り、ウェブで公開するのでそちらを見ていただきたい。で、このブログ的な見地で一つ紹介したいことがある。この会議で学生ポスター賞を実施したが、その副賞の一つとして前回のブログで紹介したダイヤモンドの3Dパズルを送ったのだ。以下は授賞式で受賞者3人との記念撮影の一コマである。さて、受賞者のみなさんが送ったパズルを完成させたのか気になるところである・・・。実際、このパズルだけだと私が嬉しがっているだけかもしれないので、もう一つメインの副賞があり、そちらは現実的にみなが喜ぶものだったと思う。この写真の背景を見て、どこで撮ったんだと思われるかもしれない。この会議の最終日のパーティーはホテルの前にある水族館(マリンワールド)を夜に貸し切ったのである。夕刻より貸切となって、会議参加者はまず水族館をぶらぶらと歩きながら内部を一通り見て、最後にマリンワールドの目玉の一つの大水槽前に到着する。そこで懇親会を行い、ひとしきり飲み食いしたあとで、学生ポスター賞授賞式となったのだ。レベルの高いサイエンスを存分に楽しんだあとに水族館でも楽しめて、参加者全員の印象に残るイベントとなったのはまちがいない。ということで、この授賞式のあとに、知り合いの方から、今日の内容は田口ブログネタにぴったりじゃないですか、ということで取り上げた(実は、前回のはその伏線であった)。ーーーーというようなことを書くのは、やはり楽しいものである。この1,2ヵ月に何人かから「ブログ更新されてませんね」とおっしゃっていただけて、たまにチェックしてくれている人がいるということは幸せなことである。小ネタはけっこう溜まっているのであまり考えすぎずに更新していこう。
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  • 2021.05.12
  • 目で見るRFPタンパク質フォールディング実験
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  • 2024.09.21
  • 高校生インターンシップを開催しました。
  • 高校生インターンシップを8月26-27日に開催しました。蓮見さん(修士2年)が企画を提案してくれて、彼女の実行力とラボの学生たちのサポートで実現しました。(細胞制御工学研究センター木村研究室と合同開催) 概ね以下のような内容です。 1)タンパク質科学の基礎に関する田口による講義(学部1年生向けのパズルやGFPを使ってフォールディングを教えたりする内容) 2)オンラインゲーム的なFolditで「フォールディング」体験 3)学生たちの実験の見学(タンパク質の電気泳動など) 4)論文読み合わせ体験 5)細胞制御工学研究センターの他のラボの見学 本当は簡単な実験を実際に体験してもらいたかったのですが、大学の許可が必要で今回は間に合わないということで見学のみとしました。 参加者は田口ラボ2名、木村ラボ2名で、蓮見さんなど関係者の母校に声をかけて来てくれました。 来年度以降もできるだけ続けたいと思っています。      
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  • 2024.04.26
  • 茶谷悠平らの成果が Nucleic Acids Research 誌に掲載されました。
  • 生命活動を司るあらゆるタンパク質はリボソームでアミノ酸が連結されて合成されます。このタンパク質合成は「翻訳」と呼ばれる生命のセントラルドグマにおける最終ステップであり、リボソームは遺伝子がコードするどんなアミノ酸配列でもタンパク質合成する必要があります。しかし、近年の研究から、リボソームには「苦手」なアミノ酸配列があることがわかってきました。例えば正電荷アミノ酸(リシン、アルギニン)の連続配列、あるいは負電荷に富むアミノ酸(アスパラギン酸、グルタミン酸)を翻訳すると、リボソームはタンパク質合成を停滞、あるいは途中終了するなど翻訳異常が発生します(負電荷に富んだ配列での途中終了は私たちのラボの発見です Chadani et al Mol Cell 2017など→解説、東工大ニュース)。  本研究では、そのような「難翻訳」配列への対抗手段として翻訳伸長因子ABCFタンパク質が働いていることを新規に明らかにしました。大腸菌などに保持される4種のABCFタンパク質は、それぞれが異なるアミノ酸配列に起因する翻訳異常を緩和、予防する役割を持ち、多種多様なタンパク質の合成を可能にしているものと考えられます。 本成果の概要は東工大ニュースをご覧ください。 東工大ニュース「細胞内で発現しにくいタンパク質の合成を促進する翻訳因子を発見」 論文情報 掲載誌 : Nucleic Acids Research 論文タイトル : The ABCF proteins in Escherichia coli individually cope with "hard-to-translate" nascent peptide sequences. 著者 : Yuhei Chadani*, Shun Yamanouchi, Eri Uemura, Kohei Yamasaki, Tatsuya Niwa, Toma Ikeda, Miku Kurihara, Wataru Iwasaki and Hideki Taguchi* DOI :  https://doi.org/10.1093/nar/gkae309(フリーアクセス)
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  • 2024.09.21
  • 「マルチファセットプロテインズ」的なギフトあれこれ
  • 2020年度に始まった科研費学術変革(A)「マルチファセット・プロテインズ」もあっという間に最終年度となってしまった。本領域の基本コンセプトは、従来見えていなかった、見ようとしなかった、見ることができなかった、「タンパク質の世界」の新たな面(ファセット)を開拓する、ということで、領域のシンボルは多くの「ファセット」を有して光り輝くダイヤモンドである。ということで、領域発足後に卒業生が私にくれるギフトは、このロゴにちなんだモノが多い。2021年3月の卒業生たちのマルチファセット的なランプ(手作り!)は以前ブログに書いた(→2021年4月「マルチファセットプロテインズ的なランプのギフト」)。その後ももらっているけど紹介していなかった。2023年3月卒業生これは「ストームグラス」と呼ばれているモノでいろいろな形の商品が販売されている。容器に密閉された樟脳(しょうのう)の結晶形が天気によって複雑に変化するので天気予報に使えるということだ(それほどの精度はないようだが)。これをひっくり返すと、ダイヤモンド的になる!真上から見ると・・・8角形である。これが7角形だったら、シャペロニンGroELの7量体コレクションの一つにもエントリーできたのだが・・・。まぁ、普通この手のモノを7角形にする必要はないので仕方ない。2024年3月卒業生今年3月は、ダイヤモンド型の3Dジグソーパズルをもらった。パーツは41ピースゼロから始めて完成させようとしばらくもがいたが、できそうもないので、答えを見ながら完成させた(パズル好きだが、パズルを解くのが得意ということでは全然ない)。なお、3Dジグソーパズルは初めてだったが、なかなかうまくできていて、少しずつ形が整っていって、最後に見事に組み上がるのは快感である。かなりキレイだ。プラスチックではあるが質感もなかなかしっかりしている。透明なので、何かひと工夫してできないかということで、調べるとディスプレイ用のライトが市販されているようだ。それは買ってないが、手元にあるブラックライトを下に置いて光を当ててみた。それなりにキレイに輝く。オマケとして、このダイヤモンドパズルと、マルチファセット・プロテインズのうちわを並べてみた。このうちわは、昨年9月に定山渓で領域会議を開いた際に世話人の内藤哲さん(北大)が作成してくれた代物である。
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